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情報処理用語集

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情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>コンパイラ

compiler

コンパイラとは、COBOLなどの人間が理解しやすい、高水準言語で記述した

プログラム(原始プログラム)をコンピュータが直接実行可能な形式である

機械語のプログラムに(目的プログラム)に翻訳する言語プロセッサ。


また、プログラミング言語に沿って記述された、ソフトウェアの設計図を

ソースコード(原始コード)、コンピュータが理解できる言語で記述された

プログラムをオブジェクトコード(ネイティブコード)と呼んでいる。


一般的には、機械語に翻訳するものが普通だが、アセンブリ言語に

翻訳するものもある。

その場合は、アセンブラで機械語に翻訳する。

実行速度は、一般のアセンブラよりも遅く、インタプリンタよりも速い。



COBOLなどのコンパイラ言語の実行手順を示す。

コンパイラ
連係編集プログラム
ローダ
原始プログラム
コンパイル
目的プログラム
連係編集
ロードモジュール
ロード
実行
 エラーメッセージ
ライブラリ
データ



コンパイラは、原始プログラムを読み込み


@字句解析:原始プログラムを、命令文、変数、定数など意味のある

基本単位に分解する。


A構文解析:プログラムが、その言語の構文規則に合致しているかを調べる。

誤りがあればコンパイルエラー(文法エラー)を出力して停止する。


B意味解析:構文単位に解釈して、変数の宣言や変数の型、オペランドの

範囲など意味上の検査を行い、いったん中間言語に変換し出力する。


Cコード最適化:実行速度を上げたり、記憶領域を節約するなど、

効率のよいコードになるような処理を行う。


Dコード生成:中間コードを機械語に変換し、目的プログラムを生成する。

の段階を経て、目的プログラムに翻訳される。




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