デファクトスタンダード

情報処理用語集

デファクトスタンダード

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>デファクトスタンダード

defacto standard

デファクトスタンダードとは、国際機関や標準化団体による公的な

規格ではないが、特定の企業やグループなどが採用した仕様が、市場動向、

市場競争などの結果から市場の実勢によって、大きなシェアや影響力を持ち、

事実上の標準的なものとして認識された業界標準の規格や製品・商品、

サービスのことである。

de factoとは、ラテン語で「事実上の」を意味する。

デファクトスタンダードに対して、国際機関などにより定められた

標準をデジュールスタンダード(dejure standard)という。


市場で業界標準と、他企業もそれに合わせるように商品を製造する。

例えば、パソコン市場では、MicroSoft社のWindowsシリーズのOSに

合わせ、他社もWindowsに合わせて各種ソフトウェアを作成する。

WindowsパソコンはIBM PC ATが原型となっており、その上に数多くの

デファクトスタンダードが積み重なって、現在に至る。

デジカメ市場では、「コンパクトフラッシュ」「xDピクチャーカード」「SDカード」

「メモリースティック」「スマートメディア」など様々な規格が乱立しており、

近年フラッシュメモリなどの記憶媒体で、激しいデファクトスタンダード化競争が

繰り広げられている。


デファクトスタンダードの例

@家庭用のビデオにおける記録方式:VHS

Aインターネット通信方式:TCP/IP

BLANにおける接続方式:Ethernet(イーサネット)

C一般向けのパソコン用OS:MicroSoft Windows

Dオフィス・アプリケーション:MicroSoft Office

Eデザイナー向けのパソコン用OS:Mac OS X

Fキーボードの配列:QWETY

Gメインフレームの文字コード:EBCDIC

などが挙げられる。




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