誤差

情報処理用語集

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情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>誤差

error

誤差とは、論理的に正しい値との差異のこと。

誤差がとりうる値の集合を誤差範囲(error range)、

誤差の最大値と最小値の差を誤差幅(error span)という。


誤差には、

@絶対誤差(absolute error):コンピュータの演算結果から真の値を引く

A相対誤差(relative error):絶対誤差と真の値との比を表す

がある。

また、コンピュータで演算を行うとき、特定の原因で発生する誤差には、

次のようなものがある。

誤差の名称 誤差の原因
丸め誤差 演算結果を指定した有効桁で表すために、切り捨て、切り上げ、
四捨五入などで、下位の桁を削除することで発生する。
打ち切り誤差 計算処理が自然に終了する前に指定した規則で計算処理を
打ち切ることによって発生する。
情報落ち誤差 絶対値の非常に大きな数と非常に小さな数の足し算や引き算を行ったとき、
小さい数が計算結果に反映されないために発生する。
桁落ち誤差 絶対値のほぼ等しい2つの数の絶対値の差を求めたときに有効桁が
減るために発生する。




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