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情報処理用語集

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情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>期待値

expected value

期待値とは確率変数のとる平均的な値。

確率変数xの期待値はE()などで表す。


確率と確率変数を掛けた総和を取ったものである。

例えば、宝くじで、1等10000円×1本、2等5000×5本、3等1000×10本、

4等100円×30本、ハズレ0円×54の総数くじ100本のくじがあるとします。

このときくじを1度だけ引いて得られる賞金は

10000× +5000× +1000× 10 +100× 30 +0× 54
100 100 100 100 100

=480円

となり、この宝くじの賞金の期待値は480円であるといえる。

また、この宝くじを10本購入したとこの賞金の期待値は、

480円×10本=4800円である。


もう少し簡単な導き方で考えてみると、

まず、このときの賞金総額は、

10000×1+5000×5+1000×10+100×30+0×54

=48000円

この賞金総額48000円を総数くじ100本で割ると

48000÷100=480円

となり、宝くじの1本あたりの賞金額の平均の値が求められるので、

この宝くじの賞金の期待値は480円であるといえる。



期待値E()は次の式で表せる。

@離散形確立変数

E()=×P()+×P()+・・・×P(


A連続形確立変数

E()= 上限 f() d
下限




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