フォールトトレランス(障害許容力)

情報処理用語集

フォールトトレランス(障害許容力)

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>フォールトトレランス(障害許容力)

fault tolerance

フォールトトレランス障害許容力)とはコンピュータシステムに

障害が発生した場合でも、正常に動作を保ち続ける能力のことである。

部品の故障などの障害発生時にシステムに与える影響を最小限に抑える

耐故障技術である。


例えば、デュアルシステムなど、システム全体が冗長構成となっており、

システムの大規模化や複雑化に伴い重要となってきた。


フォールトトレランスを向上させる技術をフォールトトレラント技術という。

@狭義のフォールトトレラント技術

Aフェールソフト技術

Bフェールセーフ技術に分類される。



高信頼化技術

フォールトアボイダンス技術

故障排除技術(障害そのものをなくす)。

フォートトレラント技術

耐故障技術(障害が発生しても耐えられる)。

狭義のフォールトトレランス技術

全ての機能を直ちに回復する。

完全マスタ

中断しない。

完全マスタ

数秒の中断は許される。

完全マスタ

集分の中断は許される。

フェールソフト技術

機能を縮小して継続。

フェールセーフ技術

安全性を重視して停止。




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