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情報処理用語集>フ>浮動小数点(浮動小数点表示法) |
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floating−point number
浮動小数点(浮動小数点表示法)とは、仮数に、基数を指数でべき乗した
値をかけて、実数を表した数値、または、数値の表現のことである。
仮数×基数S=浮動小数点
※S=指数
基数は2や16などが暗示的に定められており、広範囲の実数値を
近似的に表現できるので、科学技術計算に向く。
浮動小数点演算を行うレジスタを浮動小数点レジスタ(floating−point
register)という。
浮動小数点表示では、同じ値を様々な形式で表現できる。
例えば0.00001は次のように表現できる。
(A)0.00001×100
(B)0.0001 ×10−1
(C)0.001 ×10−2
(D)0.01 ×10−3
(E)0.1 ×10−4
(F)1.0 ×10−5
仮数部をあらかじめ決められた範囲に収めるようにすることを正規化といい、
ある数の表現は一意に決めることができる。
浮動小数点の演算では、情報落ちや桁落ちに注意が必要である。
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