スポンサードリンク
|
|
情報処理用語集>フ>フリップフロップ(双安定回路/双安定トリガ回路) |
|
flip−flop
フリップフロップとは、論理回路の一種である。
『high』と『low』の2つの状態を対応させることで安定状態を持ち、
2進法の基本である1ビットの情報を一時的に記憶(保持)することができる。
双安定回路、または双安定トリガ回路などとも呼ばれる。
与える信号によって、二つの状態が交互に変化するように構成されている。
一つの入力(「0」か「1」)に対して、常に二つの状態(「0」か「1」)の
出力状態を維持し続け、次に逆の入力を与えるまで安定状態を保持する。
大規模な電子回路などを構成する順序回路の基本要素である。
キャッシュメモリやS−RAM、マイクロプロセッサ内部のフラグやレジスタなどの
集積回路の中で使用される記憶素子として用いられることが多い。
出力をX,Yとすると、X=1のときY=0,X=0のときY=1になり、
その状態を保持する。
入力のSはセット、Rはリセットの意味で、Sに1をセットするとYが1、
Rに1を設定するとXが1になる。
入力 |
出力 |
S |
R |
X |
Y |
0 |
0 |
X |
Y |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
0 |
|
|
スポンサードリンク
|
|
Copyright (C) 情報処理用語集 All Rights Reserved
|
|