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情報処理用語集>ハ>ハミングコード(ハミング符号) |
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Hamming code
ハミングコード(ハミング符号)とは、誤り訂正符号のひとつ。
情報ビットに冗長ビットを付加して、エラーの検出/訂正を
できるようにしたもの。
コードの中に情報ビットとチェックビットを含めることによって、
コードの中の1ビットの誤りを検出/訂正でき、2ビットの誤りであれば
検出できる方式である。
ハミングコードは、チェックビット数をnとすると、2n−1のビット数を持つ。
つまり、本来のデータのビット数は、2n−1−nであるといえる。
情報ビットD0、D1、D2、D3の4ビットに対するハミングコードP0、P1、P2の
3ビットのは次のように求められる。
P0=D0 xor D1 xor D3
P0=D0 xor D2 xor D3
P0=D1 xor D2 xor D3
ハミングコードは、高速で高い信頼性を求められる用途にはあまり向かず、ECCメモリのような処理速度を要求されるが比較的エラーが起きにくい場面で使われる。
データを基に、演算によって割り出したチェック用のデータを本来のデータに
付加して転送する。
コンピュータ内部の回路間や、通信回線を使ったコンピュータ同士のデータ通信において、データの誤り(エラー)を検出する手法の一つ。誤りを検出するだけでなく、正しい値に訂正することもできる。
広く普及しているパリティチェックは、ハミングコードチェックの特殊な場合にあたる。RAID-2の誤り訂正符号に採用されている。
ハミングコードとは、誤り訂正符号の一つで、本来のデータに冗長な検査用ビットとして付加したものである。1950年に発表された。
開発者の名前、R. W. Hamming からこの名前が付けられました。 1950年にアメリカのベル研究所のHamming氏によって考案された。
ちなみにハミングコードの名称は、情報工学者リチャード・ハミング(Richard
Hamming)の名にちなんでいる。
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