引数

情報処理用語集

引数

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>引数

argument

引数とは、モジュール間インターフェース手法のひとつ。

引数には、モジュールに入力するデータとモジュールから出力されるデータを

明確にできる利点がある。


引数によってデータのやり取りをする方法には、

@データの格納されたアドレスが渡される参照渡し参照呼出し

Aデータのコピーが渡される値渡し値呼び出し)がある。


参照呼出しは、「呼び出したモジュール」と「呼ばれたモジュール」で、

メモリの同じ領域を参照する。

このため、呼び出した側でデータを更新すると、呼んだ側にも影響を与える。

一方、値渡しは、コピーされたデータを更新しても呼んだ側のデータには

影響しない。


例:aが参照渡し、bが値渡しのとき


●呼ぶ側

a←1

b←2

sub(a,b)を呼ぶ


●呼ばれる側

入口 sub(x,y)

x←30

y←40

出口



a(x)

直接書き換える   コピー
30
コピーされたものを
書き換える
40

※xはaと同じ領域を30に書き換えるので、

呼ぶ側のaも30になるが、yはbをコピーして

bとは異なる領域にとられるのでyを

書き換えてもbに影響はない。





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