ジョブスケジューラ

情報処理用語集

ジョブスケジューラ

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>ジョブスケジューラ

job scheduler

ジョブスケジューラとは、ジョブ管理を行う制御プログラムの1つ。


ジョブの優先順位によってジョブの実行順序を決め、資源の割り当てなどを

行うことである。


ジョブスケジューラは、「ジョブイニシエータ」、「ジョブステップ・イニシエータ」、

「ジョブ・ターミネータ」、「ジョブステップ・ターミネータ」から

構成されている。


ジョブは次の手順で実行される。


@ジョブの入力
リーダ
ジョブを入力すると、リーダがジョブ名や優先度、
ファイルなどの情報を取り出し、待ち行列に入れる。


ジョブ待ち行列

Aジョブの開始
ジョブイニシエータ
優先度の高いジョブを選択し、ジョブステップに
分解する。ハードウェア資源の割当てを行う。


ハードウェア資源の待ち行列


Bジョブステップの開始
ジョブステップ・イニシエータ
ジョブステップで使用するハードウェア資源の
割当てを行う。


Cジョブステップの実行
目的プログラムを実行する。


Dジョブステップの終了
ジョブステップ・ターミネータ
ハードウェア資源の解放を行う。
次のジョブステップで使用するものは開放しない。





Eジョブの終了
ジョブ・ターミネータ
ジョブで確保したすべてのハードウェア資源を
開放する。


出力の待ち行列


Fジョブ結果の出力
ライタ
ジョブ結果(出力データ)を書き出す。







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