仮想記憶

情報処理用語集

仮想記憶

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>仮想記憶

virtual storage

仮想記憶とは、補助記憶装置を用いて、主記憶装置の容量以上の

アドレス空間を作り出すこと。


プログラムやデータを記憶する領域を記憶空間という。


物理的な実記憶装置上の記憶空間を物理空間、アドレスをといい、

物理的に主記憶と補助記憶からなる仮想記憶装置上の記憶空間を

仮想記憶空間(論理空間)、アドレスを仮想アドレス(論理アドレス)と

いう。


空間
装置
記憶空間
(記憶する領域)
アドレス
実記憶装置上 物理空間 実アドレス
物理アドレス
仮想記憶装置上 仮想記憶空間
論理空間
仮想アドレス
論理アドレス



仮想記憶システムでは、プログラム実行時に実記憶装置にない部分を

実記憶装置に転送してからプログラムが実行される。


※仮想記憶システムの例


主記憶装置




必要なプログラムを
転送する。
補助記憶装置





プログラムの連係編集段階では再配置可能なプログラムにしておき、

プログラムの実行時点で実記憶装置を割り当てる動的再配置の

手法がとられ、動的アドレス変換機構というハードウェアによる

高速変換機構を備えている。


仮想記憶のアドレス方式には、

@ページング方式

Aセグメンテーション

Bセグメンテーションページング方式がある。




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