ミラーリング(鏡映)

情報処理用語集

ミラーリング(鏡映)

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

ミラーリング(鏡映)


スポンサードリンク






情報処理用語集
TOP


A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z 数字



スポンサードリンク







情報処理用語集>ミラーリング(鏡映)

mirroring

ミラーリング鏡映)とは、1つのデータを複製し、別の場所に保存する

技術のこと。


HDDにおいて、ハードディスクに記録する際に、2台のディスク装置を用意し、

全く同じ内容のデータを書き込み、2つのファイルに出力することで信頼性を

上げたシステムである。

ディスク・ミラーリング(disk mirroring)と呼ぶこともある。



こうすることにより、どちらかのディスク装置が破損しても、もう一方の

ディスク装置が使用できる。


しかし、1つの入出力チャネルから、同一または、異なるディスク装置に

出力しているので、入出力チャネルが故障すると、どちらのファイルにも

アクセスできなくなる。


これに対して、入出力チャネルも含め磁気ディスク装置を二重化することを

デュプレキシングといい、より高い安全性得られる。


ディスクの冗長構成に関する規格であるRAIDでは、RAID−1として

規定されている。



サーバ機において、ネットワーク上の別のサーバにデータを複製すること。

ミラーリングサーバ、または単にミラーサーバという。


Aのサーバに障害が起きた場合、Aのデータを複製しておいたBのサーバから

Aのデータを取り寄せれば復旧が可能である。


Webサーバなどではミラーリングしたサーバ(ミラーサイト)を公開することで

1つのサーバにアクセスが集中するのを避け、パフォーマンスが低下しないよう

負荷分散を図ったり、ネットワーク上で距離が近いサーバからデータを

取り寄せることにより、データ転送に要する時間を短縮するなどの目的で

利用される。




スポンサードリンク


Copyright (C) 情報処理用語集 All Rights Reserved