ラディックスソート(基数整列法)

情報処理用語集

ラディックスソート(基数整列法)

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情報処理用語集>ラディックスソート(基数整列法)

radix sort

ラディックスソートとは、r進数で表現された数値を整理するために行う

整列法である。

基数整列法とも呼ばれる。


下位の桁の数字から2〜r−1のr個のグループに分類し、

それぞれを併合することを繰り返すことによって行う。


固定桁数の数値の整列に適しており、10進数で表された数値の場合、

下位の桁から0〜9にグループ分けして併合することを繰り返す。

k桁の数値n個のデータの計算量はO(nk)で、安定な整列である。


次のような手順で昇順に整列される。


@整列前のデータ

A(1) A(2) A(3) A(4) A(5) A(6) A(7) A(8) A(9) A(10) A(11) A(12)
90 22 24 15 39 02 52 40 13 99 54 31



Aグループ分け:下位から1桁目で、0〜9のグループに分ける

  0のグループ           2のグループ             4のグループ       ……  9のグループ
90 40
31
22 02 52
13
24 54
15
39 99
          1のグループ               3のグループ          5のグループ 


Bグループの併合:0〜9までのグループを順に併合する。
 ※ここでの併合とは、単に0〜9のグループを順に結合することを意味する。

90 40 31 22 02 52 13 24 54 15 39 99



Cグループ分け:下位から2桁目で、0〜9のグループに分ける

0のグループ            2のグループ       4のグループ         ……   9のグループ
02
13 15
22 24
39
40
52 54
31 90 99
        1のグループ            3のグループ        5のグループ 




Bグループの併合:0〜9までのグループを順に併合する。

02 13 15 22 24 39 40 52 54 31 90 99





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