SCSI

情報処理用語集

SCSI

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>SCSI

Small Computer Systems Interfaceの略。


SCSIとは、アメリカ規格協会(ANSI)によって、制定されたパソコンなどの

小型コンピュータと周辺機器などを接続するためのインタフェース規格の

ことである。


バス型接続でパラレル転送ができ、転送速度、データ幅、最大接続長、

接続台数など規格によってそれぞれ異なる。(表1)



表1

規格名 転送速度
(Mbps)
データ幅
(ビット)
最大接続長
(m)
最大接続台数
(台)
シングルエンド ディファレンシャル
LVD HVD
SCSI
(SCSI−1)
12 25
Fast SCSI
(SCSI−2)
10 12 25
Fast Wide SCSI 20 16/32 12 25 16
Ultra SCSI
(SCSI−3)
20 1.5 12 25
Ultra Wide SCSI 40 16 25 16
1.5
Ultra2 Wide SCSI 80 12 25
Ultra 160 SCSI 160 16 12 25 16
Ultra 320 SCSI 320 16 12 16



Seagate Technology社(当時はShuga社)の開発した、SASIをベースとし

SCSI−1が登場し、その後汎用性や性能が大幅に向上された後継規格、

SCSI−2、SCSI−3なども登場してきた。


かつては大型ストレージのみならず小型コンピュータの外付けハードディスクや

CD−ROM、光磁気ディスクなどの接続にも利用されていた。


しかし、高価な上に手軽さが無いといった現状から、小型コンピュータからは

徐々に廃れていき、やがて小型コンピュータの外付けハードディスクや

CD/DVD装置は、安価である内蔵型のIDEやシリアルATA、または

ホットプラグ可能なUSBへと移り変わっていった。


現在、サーバーやワークステーションなどのハイエンドクラスのコンピュータや

大型ストレージ機器などとの接続に広く利用される。




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