シフトレジスタ(送りレジスタ)

情報処理用語集

シフトレジスタ(送りレジスタ)

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情報処理用語集>シフトレジスタ(送りレジスタ)



shift register

シフトレジスタ送りレジスタ)とは、シフト演算を行うための専用レジスタ。

複数のフリップフロップを用いて、階段上に接続されたディジタル回路である。

回路内をデータがシフトしていくよう構成されている。


2進数で羅列された各ビットを左右に移動させることができ、

左に移動させる操作を左シフト、右に移動させる操作を右シフトと呼ぶ。


入力と出力それぞれに対して、直列(シリアル)と並列(パラレル)の

4種類に分類される。



@直列入力直列出力形(Serial−In Serial−Out:SISO)

入力端子からシリアルデータが入力され、トリガークロック信号が

入力されるたびにフリップフロップを1個ずつ進ませる、最も単純な形態である。



A並列入力並列出力形(Parallel−In Parallel−Out:PIPO)

クロック信号によって左右にシフトさせる。

パラレル形式のデータを入力として受け取り、クロック信号が操作されるまでは

その内容を保持する。



B直列入力並列出力形(Serial−In Parallel−Out:SIPO)

クロック信号を進めるごとに、ビット列がシフトしていく。

シリアルデータをパラレルデータに変換する時に用いられる形態である。

データが入力されると、全てのフリップフロップの出力を同時に読み取る。

SISOと同様入力はシリアル。


C並列入力直列出力形(Parallel−In Serial−Out:PISO)

入力が複数存在し、データをシフトするにはW(Write)/S(Shift)制御信号を

Highにしてクロック信号を与える。


また、W/S制御信号をLowにしてからでないと、データの書込みを

行うことができない。

1個目のフリップフロップへの入力のみを使えば、SISOとしても機能する。


COMETUは、シフトレジスタを持っていないが汎用レジスタで

シフト演算を行う。




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