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情報処理用語集

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情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>Unicode

Unicodeとは、ユニコードと読み、コンピュータ上で多言語の文字、

記号を標記するために1980年代に提唱された文字コードである。


アメリカのコンピュータメーカ、ゼロックス(Xerox)社を初めとし、

IBM(International Business Machines corporation)社、

マイクロソフト(MicroSoft)社、アップル(Apple)社、

ヒューレット・パッカード・カンパニー(Hewlett−Packard Company)社、

サン・マイクロシステムズ(Sun microsystems)社、

徳島県のジャストシステム(JUSTSYSTEMS CORPORATION)社

などの情報関連企業グループが中心となり、参加した

ユニコードコンソーシアム(The Unicode Consortium)により

作られ、1993年にISO(国際標準化機構)が

ISO/IEC 10646」の一部(UCS−2)として標準採用した

統一された文字コード体系




従来、漢字のように文字の多い国では1文字2バイト(16ビット)で

表現していた。

英数字など文字の少ない国では1文字は1バイト(8ビット)で

表現することもあった。

このため、全世界がネットワークで接続されている時代になると、

いろいろな不都合が生じていた。



そこで、一部の文字を除いて全ての文字を2バイトで表現し、

世界の文字を統一して、1つのコードで言語処理を可能にしようとした

もので、CJK(中日韓)統合漢字を含む世界の主要な言語のほとんどの

文字を収録している。


しかし、2バイト表記では最大65536文字しか収録できないため、

中日韓で同じ目的やルーツ、意味の漢字はすべて同じ文字とみなし、

できる限り同じコードポイントに割り当てるハンユニフィケーション

(統合作業)が行われたが、1990年代半ばにこれはアジアの文化を

疎かにしたものだなど、批判や議論が多方面から発生したが、事実が

明らかになるにつれ沈静化していった。


現在、Unicode全体はUCS−4である4バイト(32ビット)で

1114112文字が収録さている。




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