ワイヤフレームモデル(ワイヤフレーム表現/針金細工表現)

情報処理用語集

ワイヤフレームモデル(ワイヤフレーム表現/針金細工表現)

情報処理関連の用語について、基本的知識を紹介しているサイトです。近年、情報処理はインターネットなどの普及により、毎日生活していく中で熟知され、さまざまなシーンで利用されており日常生活の一部になりつつあります。コンピュータ社会において、技術の急激な進歩や発展に伴い情報処理用語も大幅に増えてきております。膨大な量の用語を全てご紹介するのは難儀ではありますが、多様化する現状に対応して、基本的な用語から、コンピュータ全般、ソフトウェア、アルゴリズムとデータ構造、システム開発の基礎、ファイルとデータベース、通信ネットワーク、情報処理システム、産業社会と情報化、情報化の課題など、いろいろな観点から用語を努めて簡潔で、できる限り解りやすく、丁寧に説明させていただいております。情報処理関連用語の理解やスキルアップで多くの情報と知識を習得していただけたら幸いです。「初級上級システムアドミニストレータ」や「上級システムアドミニストレータ」、「基本情報技術者」、「特種情報処理技術者」、「ソフトウェア開発技術者」などIT技術関連の試験対策にも是非、お役立てください。情報処理用語集は情報処理技術者試験資格取得を目指すあなたを応援させていただきます。

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情報処理用語集>ワイヤフレームモデル(ワイヤフレーム表現/針金細工表現)

wire frame model


ワイヤフレームモデルワイヤフレーム表現針金細工表現)とは、

コンピュータグラフィックスで3次元の立体画像を扱う際に用いられる

立体表現方法のひとつ。

3次元形状を線だけを用いて立体図形の輪郭を表現するモデルである。


立方体などの平面になる部分はその各辺のみを表示し、面は情報に

含まれないので、奥にある線を透過する。

曲面は網目状あるいは柵状の線に並べた曲線を使って表現する。


サーフィスモデル(線と面の情報を持ち、これにより物体を構成し表現する)に

比べて情報量を少なく抑えることができるため、少ない計算処理で操作が

可能で高速に処理・表示できる利点があるが、隠線処理をしないと、

面の奥にある立体の裏側の線が透過しているため、そのまま表示されてしまい、

見づらくなってしまう。

また、線のみで図形を表現するためサーフィスモデルで表現できるような

立体的な美しいコンピュータグラフィックスを作成することはできない。


3次元CADで用いられることもあるが、面の情報がないためNC工作機械の

工具経路を作成できず、CAMへつなぐのは難しい。




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